億ションという言葉をご存知の人も多いかと思われますが、億とは1億円以上を意味するもの、ションはマンションを簡易的に呼ぶワードでこれらを組み合わせると、億ションは1億円以上の価格帯になるマンションなどの意味を持ちます。仮に1億円のマンションを買うのにどのくらいの自己資金や頭金が必要なのか、あまり考えたことがある人は少ないのではないでしょうか。その理由は、あまりにも高額過ぎてしまい自分たちが購入する価格帯とは縁がないためです。住宅ローンは年収6~7倍を目安に借入するのが良いといわれているため、仮に年収1,000万円の場合は最高額7,000万円までであればローンを組むことができる可能性があります。1億円のマンションを買うためには頭金が3,000万円以上あれば、年収1,000万円の人は購入チャンスが与えられる計算になるわけです。
どちらかというと、高額所得者向けのマンションなので、無理をして購入しても返済ができなくなり途中で売却などになりかねませんので、一般庶民は手を出さない人が多いわけです。ちなみに、億ションは野村紘一さんと呼ぶ人が1975年頃に販売したといわれているのですが、野村紘一さんは株式会社アルテカを作った人物で、現在は会長のポストに就いているようです。1975年の物価は現在よりも安かったわけですから、収入も現在だとは異なり低い金額といえましょう。そのような時代に億ションなるものを創出した野村紘一さんはある意味冒険家や無茶ぶりをする人物などのイメージにも思えてしまう、これに同感する人も多いといえます。会社の代表でもある野村紘一さんがなぜ億ションを作ったのか、それは株式会社アルテカのホームページにアクセスするとわかりますが、1975年の時代にも数千万円以上の高額所得者は多数存在している、そしてこのような人々からのニーズがあるのではないか、このように感じて作り出したのがベルテ原宿と呼ぶ日本初の億ション物件です。