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【2025年05月17日09:16 】 |
日本の億ションを誕生させたのは野村紘一氏だった
億ションという言葉は昔から知っていましたが、日本に初めて億ションを誕生させたのが、野村紘一氏だったとは知りませんでした。億ションが登場し始めたのは1970年代後半から1980年代にかけてですが、「とうとう億単位のマンションが登場したか」と衝撃を受けたものです。それまでのマンションと言うと、一戸建て購入が難しい層向けの値段というのが当たり前でした。お金持ちは一戸建てを購入するものだというイメージが強かったその時代に、億ションの構想を練ったのが野村氏だったのです。日本で初めて億ションを手掛けようとした背景には、日本の土地の有効活用にありました。島国で山が多い日本の土地利用は限られている。土地の有効利用と、購入者の付加価値。この2つを追求して誕生したのが億ションだったのです。日本で初めて誕生した億ションはベルテ原宿ですが、都内の3LDKマンションの平均個価格が1500万円という時代に、1億円で販売されたわけです。普通だったら売れないよ、というレベルですが、野村氏の億ションは大当たりし、その後ベルテシリーズ、エイムシリーズという高級マンションの登場につながっていきます。
土地の有効利用という視点が経営者らしいです。普通の人はまず考えないですよね。結果的に億ションというアイデアは実を結んだわけですが、もし、富裕層に受け入れられず失敗に終わったとしたら、巨大な負債を抱える可能性もあったわけです。何か新しいことを始める時にリスクを伴うのは当たり前ですが、野村氏の決断力には脱帽です。大方の予想通り、ベルテ原宿が登場した時、売れないという声も多かったそうです。しかしその時野村氏は、日本の経済成長が続いたら、必ず富裕層は増えると、10年後、20年後を予想していました。野村氏の日本初億ション誕生秘話を紐解くと、彼の経営者としての素質がよく伝わってきます。野村紘一氏は現在、株式会社アルテカの代表を務め、会社は土地創業開発事業を展開しています。新しいオーナーのあり方や土地の活用を提案しているようです。常に何かを生み出しているのは素晴らしいですね。
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【2015年05月13日15:52 】 | 未選択
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