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【2025年05月17日11:37 】 |
ライバルにも秘密を隠さない野村紘一氏
1970年代に、日本で初めて高級マンションを開発・販売し大成功に導いた株式会社アルテカの代表野村紘一氏は、付加価値を大切にしています。野村紘一氏の考える付加価値とは、その物件にしかない魅力です。たとえば特別な施設を用意したり、街並みに調和するなど様々な付加価値をつけるを念頭にしてマンション開発をしています。
高級マンションを日本で大成功に導いた後、株式会社アルテカの物件にはライバル会社が多数偵察に訪れ、成功の秘密を探ろうとしていました。日本で初の偉業を成し遂げた高級マンションが売れた秘密は、大切な企業秘密です。普通の感覚なら大切な企業秘密をライバル会社に知られるわけにはいかないので、偵察に来た担当者は追い返したくなるでしょう。しかし野村紘一氏は、ライバル会社の担当者も快く出迎え物件を包み隠さず見せたそうです。
なぜ野村紘一氏がライバル会社に成功の秘密を隠さなかったのかは、2つの理由が考えられるでしょう。
一つは当時のマンションに対する考え方で、1970年代は一戸建ての信仰が強くマンションはあくまでもアパートの延長線上でした。ですからライバル会社も後に続いて高級マンションを販売してくれれば、自然と盛り上がりマンションの地位が向上します。市場が盛り上がれば株式会社アルテカにも良い影響をもたらしますから、ライバル会社に奮起を促すためにも秘密を隠さなかったと考えられます。秘密を隠さなかったもう一つの理由は、ライバル会社に真似をされても絶対に負けない自信があったからです。一棟一棟に付加価値をつけている野村紘一氏が手がけるマンションは、それぞれに違う価値があります。
これから開発・販売するマンションも、すでに売りに出したものとは全く異なる価値を持つ物件になるので、ライバル会社に真似をされたところで影響がないと考えたわけです。成功を収めるためには、真似をするだけでなく独創的な価値をつけることが大切だと気付かせてくれます。
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【2015年03月28日11:30 】 | 未選択
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